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レルヴァ大遠征
2006 / 03 / 20 ( Mon )
「レルヴァってどこ?」
そんなとんでもない事を云いながら進むセシム。
「セシプーそれってここのことじゃないプか?」
その後ろから律儀に地図を広げて進むプーちゃん。
その地図を見ようとするとプーちゃんの指?いや蹄が歩みの弾みで地図を突き破る。
「な、なにやってるだぁぁぁこのぶたぁぁぁ!!!」
セシムがシャドウスラッシュを使用とするとブタのヌイグルミが飛んできた。
「何をやっておるのじゃ!アビは禁止と聞いておらんのかえ?」
このブタといい。この口調は・・・ルシナだ!
「そうだった、もうソルレオンの領地だったな。すまん」
団員に叱られる団長もどうかと思う・・・いや、執事はどうなのだろう。

不死教戒のチーム【銀閃】にて合同チームで参加することに。
その中にペテネーラの姿も見え、セシムが少しいやなんとなくカッコをつけているように見える。それを見てプーちゃんはセシムの足を踏む。
「な、何をするんだ?」
「別プー」
少しイジケた様子で去っていくプーちゃんに気付かない。
最左翼から攻めることになった。
最初こそ順調に見えたがだんだんと劣勢になり体制が整わなくなってきた。
「っち。このままでは一旦退くか」
すると目の前で凄いスピードでセシムがたった今居た場所にトロウルが現れあとちょっと退くのが遅ければセシムは無事ではすまなかっただろう。
「俺は勝ぁぁぁぁつ!」
「セシプーカッコイイプ♪」
どちらかと云うとプーちゃんの叫びの方がよく響いたと云えよう。

「『9』地区の防衛を行う」
ガルスタの声に賛同して行動。
「戦力が落ちたな。」
周りを見渡すとさっきの攻撃で負傷者が多数出ていた。
「ブタ出れるな?」
「プ!頑張るプよ!」
プーちゃんの初の出陣である。
「プーちゃんも出るの?きっと強いでしょうね♪」
・・・・・・・。「ありうる」とセシムの脳裏をよぎった。
「ブタより成果を出す!」
セシムの意気込みは高かった!
トロウルの攻撃を交わしつつも攻撃し、よろけた所をプーちゃんが攻撃をした。
「ブタ!俺の手柄を横取りする気か!」
そう、ブタに視線をやったその隙をトロウルが見逃すわけがなかった。
ドスと鈍い音が響きセシムは何が起こったのかわからないただ聞こえたのは自分の名が叫ばれていることだけ・・・・・・。

気付いたら
「この、お馬鹿!」
ペテネーラに飛びつかれ何が起こったのかわからない状況だった。
「知らない!もう!」
ペテネーラはツーンと拗ねた。
「うお!俺帰ったら闘技場・・・どうすんだよ!俺!」
「逝ってらっしゃい」
そっぽを向いたまま手をヒラヒラとさせている。
「うぉ!ペテネーラぁぁぁ!」
血だらけってことをすっかり忘れておろおろするセシム。
力いっぱいだきゅしながらセシムにいい聞かせるように
「心配させるからでしょ!」
「ソルがっそるがーっっ!!」
ラキアの声に急に我に返ったセシムは恥ずかしそうにペテネーラから離れる。
「ラキア、ソルがどうした?戦況が理解できん。」
「ソル全滅(一般人以外)」
「な、なにぃ!」
「ディグガード落とされて、グリモア奪われてソル、モンスター化で、気付いたのなら撤退手伝ってなのねっー」
セシムは血の抜けた脳で考えたがソルが全滅して今撤退するっとしか認識出来ていないが撤退準備を始めた。
「俺、重傷者だし・・・手伝って欲しいんだが」
「死んでも走り抜けーっぅ!」
「ラキアに捨てられた!」
「私が命のだきゅ♪しようか?」
「魂が出る」
こうしてわーわー云いつつも撤退を開始無事に到着したのであった。



その頃プーちゃんはモンスター化したソルレオンと戯れていたとかいなかったとか(ぁ
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09:32:16 | 日常 | トラックバック() | コメント(0) | page top↑
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